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「読める」ではなく、あくまで「見える」。 |
「これが書けたら死んでもいい」と思える
小説のつくりかた
& 下手でも多少うまく見える小説の文章術
・・・・・・と、やっけに長ったらしいタイトルですが、これが初版から5年ぶりに増補となった、当店イチオシの新刊です。
ポイントは、初版が小説のプロットに特化してきた内容に、
文章における注意点をもりこんだところ。
文章すなわち言葉というものは我々の日常に深く根ざすものであり、ここで是非を申せるものではないからである。良い文章とは何ですかと問われれば、分かりやすい文章としかいいようがなく、かといってでこぼこした文章が決して悪文ともいえない。また日本語の文法について触れはじめたら、あまりにも膨大にわたるし、そこに目くじらを立てたところでこれも良い文章や小説に繋がるとは必ずしも言えない。 (増補箇所冒頭より)
なんていいつつ、触れていなかった文章について、増補版でついに介入です。
といっても文法を徹底的におさらいするのではなく、文章をなるべくすっきりと読ませる小ネタ・テクニックを分かりやすく紹介しています。
増補ボリュームは初版の2割増しです。
ほかにもポイントがいくつか。
- キンドルにあわせて目次をハイパーリンクに(いまごろかよ!)
- お値段据え置き(初版を買って下さった方、すみません!)
思った以上にロングセラーを続けている「これ書け」。
それだけ小説を本気で書いてみたいなと思う方が多いということですね。
新しくなってますます趣味人作家を応援します。
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「これ書け&下手見え」KDPページ】